左脇の下がズキンと痛むのはなぜ?意外な原因から病院に行くべき症状まで解説

 

左脇の下がズキンと痛むと、不安になりますよね。「もしかして大きな病気?」と心配になる方もいるかもしれません。

でも、その痛みには、意外と身近な原因から、すぐに医療機関を受診すべきものまで、さまざまな理由が考えられます。今回は、左脇の下の痛みの主な原因と、それぞれの痛みの特徴、ご自身でできる対処法、そして病院に行くべき目安について、わかりやすく解説します。


ズキンと痛む!その痛み、どこから?

左脇の下の痛みは、筋肉や神経、リンパ、さらには内臓の不調まで、原因は多岐にわたります。痛みの種類や、他にどんな症状があるかチェックしてみるのが、原因を探る第一歩です。

1. 筋肉・骨・関節の痛み

  • 筋肉痛、筋疲労

    重いものを運んだり、いつもと違うスポーツをしたりした後に、脇の下やその周りの筋肉が痛むことがあります。特に、胸や背中、二の腕の筋肉は脇の下とつながっているので、筋肉痛として痛みを感じやすい部分です。

    【特徴】 ズキンとした鋭い痛みではなく、鈍い痛みや張るような痛みが多い。体を動かしたり、押したりすると痛みが強くなることがあります。

  • 肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)

    肋骨に沿って走る神経が何らかの原因で刺激されて起こる痛みです。

    【特徴】 ズキン、ピリピリ、チクチクといった鋭い痛みが特徴。息を吸ったり、咳をしたり、体勢を変えたりしたときに痛むことが多いです。痛みは体の片側だけに現れるのが一般的です。

  • 胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

    首と胸の間にある神経や血管が圧迫されることで、腕や手のしびれ、だるさ、痛みなどを引き起こす病気です。なで肩の女性や、重いものをよく持つ人に比較的多く見られます。

    【特徴】 脇の下だけでなく、腕や手にしびれやだるさを伴うことが多いです。腕を上げ続ける動作(例えば、つり革につかまるなど)で症状が悪化しやすいです。

2. リンパや女性特有の原因

  • リンパ節炎(りんぱせつえん)

    脇の下にはリンパ節がたくさん集まっています。風邪などの感染症や、皮膚の炎症などが原因でリンパ節が腫れて、痛みを感じることがあります。

    【特徴】 押すと痛む、しこりのようなものが触れることがある。発熱やだるさなどの全身症状を伴うことがあります。

  • 副乳(ふくにゅう)やホルモンバランスの変化

    女性の場合、脇の下に「副乳」と呼ばれる乳腺組織が残っていることがあります。生理周期に合わせて、ホルモンバランスが変動することで、この副乳が張ったり、ズキンとした痛みを感じたりすることがあります。

    【特徴】 生理前や生理中に痛みが強くなる。痛みだけでなく、張った感じやしこりのような感覚を伴うことがあります。

3. その他の注意すべき原因

  • 帯状疱疹(たいじょうほうしん)

    水ぼうそうと同じウイルスが原因で起こる病気です。初期には、ズキン、ピリピリとした痛みが数日間続き、その後、発疹や水ぶくれが現れます。

    【特徴】 体の片側だけに痛みや発疹が現れる。痛みは強く、眠れないほどになることもあります。

  • 内臓の病気

    まれなケースですが、心臓の病気(心筋梗塞、狭心症など)や肺の病気(気胸など)が、左脇の下の痛みを引き起こすことがあります。

    【特徴】 動いたときに胸が締め付けられるような痛みがある。動悸や息切れ、冷や汗などの症状を伴う。左脇の痛みだけでなく、左肩から腕にかけて痛みが広がることもあります。


病院に行くべき目安と何科を受診する?

痛みが一時的なもので、すぐに治まるようであれば、少し様子を見ても大丈夫なことが多いです。ただし、以下のような症状がある場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

  • 痛みが強く、日常生活に支障が出る。

  • 痛みが2週間以上続く。

  • 痛みがどんどん強くなる。

  • しこりや発疹を伴う。

  • 発熱や倦怠感、動悸、息切れなどの症状がある。

【何科を受診する?】

まずは、かかりつけの内科に相談してみるのが良いでしょう。症状に合わせて、整形外科、乳腺外科、皮膚科など、適切な専門医を紹介してくれます。特に女性でしこりや張りが気になる場合は、乳腺外科への相談も考えてみましょう。


まとめ:自分でできるケア

左脇の下の痛みが、筋肉の疲れやストレスによるものだと考えられる場合は、ご自宅でできる簡単なケアを試してみましょう。

  • ストレッチ

    肩甲骨や胸のストレッチをして、筋肉の緊張をほぐしましょう。

  • 温める

    湯船にゆっくり浸かる、ホットタオルを当てるなどして、血行を良くしましょう。

  • 休む

    無理な姿勢や重労働を避け、体をゆっくり休ませましょう。

この記事で解説した内容が、あなたの不安を少しでも和らげる助けになれば幸いです。もし痛みが続く場合は、専門医への相談を検討してくださいね。

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